階段を上がった先で、担々麺がちゃんと語りだす店なんですよ
風風亭 麺ノ介
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四川担々麺 ななつぼしは、麹町駅の近く、六番町の建物2階にある担々麺店です。階段を上がって店に入るというだけで、街の表通りをすっと外れた感じが出ますが、そこで出てくるのが胡麻の香りと辛痺れの設計が目立つ一杯なんですね。アタシはこういう、入口のひと手間がそのまま丼の輪郭につながっていく店に弱いんでして、今日は汁あり担々麺を軸に見ていきます。
店内については、清潔感のある作りだという記述があり、カウンター席とテーブル席があると案内されています。券売機で食券を買う方式で、支払いは現金のみという声が重なっていますから、ふらっと寄るにしても、まずはそこを押さえておくと安心なんですよ。穴あきレンゲや紙エプロンが用意されているという情報も見えていて、担々麺を食べる側の身支度まで含めて、きっちり考えられている印象です。
この店で一杯を選ぶなら、やはり汁あり担々麺を中心に見るのが自然でした。白胡麻系とオリジナルブレンド系が候補として挙がっていて、黒胡麻と白胡麻を使ったブレンドに見えるという記述もありますが、そこは断定せず、複数の案内にまたがる担々麺として受け止めるのがよさそうです。辛さと痺れは注文時や着席後に選ぶ形式で、無料範囲は最大3までという記述があるので、自分の口に合わせて組み立てやすいのもこの店の性格ですね。
肝心の味は、まず胡麻の厚みが芯にあります。スープがすごく美味しいという実食記録が見えるのですが、その言い方が大げさに流れていないのがこの店らしいところで、香りの甘さと辛みの立ち方が、きちんと一緒に座っている感じなんですよ。胡麻のまろみだけで押し切らず、辛さと痺れで輪郭を立てるから、濃いのに重たく沈みきらない。担々麺ってのは時々、勢いだけで来ることがあるんですが、ここはもう少し構えて、味を見せに来る一杯でした。
麺は太めで、弾力がある、噛みごたえがあるという声が複数あります。さらに、やや固まりやすいという記述もあって、そこをどう受け止めるかで印象が分かれそうですね。アタシとしては、太さと張りがあるぶん、スープの密度に負けずに立っているのは魅力だと思いました。ほぐしながら食べ進める過程まで含めて一杯の表情になるので、するっと流れる麺というより、噛むたびに胡麻と辛味を拾っていくタイプの担々麺です。
具のほうも、なかなかににぎやかです。挽肉、青ネギ、白ネギ、玉ねぎ、ナッツ、パクチー、ご飯が候補として挙がっていて、特にナッツの食感に触れる実食記録が目立ちます。ゴリゴリ、ザクザクといった表現が出てくるのは、担々麺のなかでも食感の層がはっきりしている証拠でしょう。穴あきレンゲで具をすくいながら食べる楽しさがあるという声もあり、麺とスープだけで完結させず、具の動きまで味の一部にしているのが伝わってきます。
汁なし担々麺やトッピング各種、小ライスといった構成も案内されていますが、今日は汁あり担々麺の一杯に絞って見ているので、そこは伝聞として置いておきます。ご飯が候補にあるのは、スープの余韻を受け止めたくなる設計だからこそでしょうし、辛さと痺れを調整できる店では、最後に何を足すかまで含めて食べ方の幅が出ます。メニュー全体としては、担々麺を軸にしながら、辛味の階調で組み替える店だと受け取りました。
ネットの空気は大騒ぎではないんですが、かといって素通りでもないんですよ。麹町駅の近くで、階段を上がって担々麺に向かうという動線そのものが少し印象に残るし、実食記録でも辛さと痺れの調整、胡麻の方向性、麺の印象に触れる声が重なっている。派手な話題で押す店ではなくても、見た人が味の輪郭をちゃんと語りたくなるタイプでしてね。アタシの目には星3.4がしっくり来ます。
ネット上の反応を見ていると、味への触れ方はだいたい揃っていて、胡麻の風味、ナッツの食感、辛さと痺れの選び方、この三つが繰り返し語られています。しかも、派手な言葉で持ち上げるより、食べてみて初めて納得したという静かな書きぶりが多いんですよ。だからこそ、この店は声高に評価されるというより、食べ手の舌の記憶に残っていくタイプに見えます。
訪問前に確認したいのは、営業時間と定休日です。今回の素材ではそこが確定していないので、出かける前に公式の案内で確かめるのが安全なんですよ。あわせて、券売機の支払いが現金のみという記述や、辛さ痺れの選択方法も頭に入れておくと、入店後に戸惑いません。担々麺は勢いで食べるより、入り口の作法を知ってから行くほうが落ち着いて向き合える一杯です。
四川担々麺 ななつぼしは、麹町駅周辺で担々麺をどう組み立てるかを見せてくれる店でした。胡麻の厚み、辛痺れの調整、太めの麺、食感のある具、そのどれもが主張しすぎず、でも引っ込まない。アタシはこういう、静かに輪郭が立つ丼を、あとから思い返してじわっとうまいなと思うんでしてね。訪ねるなら、気分任せではなく、自分の辛さの許容量を少しだけ意識して入ると、よりこの店の現在地が見えてくるはずです。